生命保険の基礎から応用までをお勉強。比較のポイントや選び方、見直しっていつのタイミングでどうやるのか?おすすめとか人気の商品ってすすめられるけど実際どうなの?等々をご紹介!解約、解約返戻金、掛け捨てなどの用語も説明します!

生命保険のおべんきょう

基本的な用語と仕組み

【必読】生命保険がよくわからないという方へ

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「生命保険のことがわからないから放置している」

 

このような方は多いようです。

 

あとは募集人に丸投げしているとかも多いです。

 

最近は大手保険代理店のCMでも考えると眠くなるから早めに相談しようというメッセージが発せられていますね。

 

「保険屋さんに相談すればいいのに」と思う方も多いかもしれません。

 

でも相談すると今度は必ず契約しないといけなくなりそうで怖いですよね。

 

生命保険がわからないという方のために、色々とまとめてみました。

 

生命保険とは?

生命保険とは、あなたに万が一のこと(死亡や病気)があった時に経済的な損失をカバーしてくれる金融商品です。

 

たくさんの人がお金を出し合ってお金を貯めておいて、困っている人に渡すというのが生命保険の仕組みです。

 

まず大事なのは困ったときに役立つ商品であるということです。

 

つまり他の金融商品のように生命保険で儲けるということを狙うと失敗します。

 

儲けようとするあまりに保障よりも貯蓄性が重視されたり、保険料が高い商品を選んでしまったり・・・という事が起こります。

 

保障はいらないから貯蓄のためにという方であればこれでもよいと思いますが、そもそも万が一の時のために保障を買うというのが生命保険です。この場合でもそれなら株とか方が他の金融商品に方が良いのでは?となりますが・・・

 

儲けよう!という発想は捨てましょう。

 

契約形態についてはこちらの記事を参考にしてみてくださいね。

>>生命保険の契約者、被保険者、死亡保険金受取人とは?

 

 

生命保険はそもそも必要か?

では生命保険は必要なのでしょうか?

 

生命保険の定義をもう一度見てみましょう。

 

生命保険とは、あなたに万が一のこと(死亡や病気)があった時に経済的な損失をカバーしてくれる金融商品です。

 

つまり、あなたに万が一のことがあった場合に経済的に困らないのであれば生命保険は必要ありません。

 

生命保険がそもそも必要か?を考えるためには、以下の点を考える必要があります。

・万が一の時にどんな経済的な損失があるのか?
・その経済的な損失を補填できる方法はあるのか?
・その経済的な損失を許容できるのか?

 

一つずつ確認してみましょう。

 

万が一の時にどんな経済的な損失があるのか?

あなたに万が一のことがあった場合にどのような経済的な損失があるのかを想像する必要があります。

 

葬儀の費用は?遺族の生活費は?子供の教育費は?

 

リアルに想像することが大事です。

 

あなたが一家の大黒柱で月30万で生活しているのであれば、この月30万×1年分×遺族の生活期間が経済的な損失になります。

 

まずはしっかりと想像してみましょう。

 

その経済的な損失を補填できる方法はあるのか?

経済的な損失を書き出したら、今度はその損失を補填する方法はあるのか?を考える必要があります。

 

経済的損失が1億でも、現金で2億持っているなら補填ができてしまうので生命保険の出番はないかもしれません。

 

ここで考慮したいのは社会保険制度や勤め先の福利厚生制度、預金などの資産総額、残された方の労働力(いくら稼げるか?)等々です。

 

万が一のことがあって発生する経済的な損失から補填できる額を引いて残った金額が生命保険の必要な額になります。

 

 

その経済的な損失を許容できるのか?

上記の内容で完結するように見えますが、人間はそこまで合理的ではないので許容できるかどうか?も判断にいれないといけません。

 

先ほど出した1億の経済的な損失に対して、2億持っているから大丈夫という例ですが、1億円がなくなるのは心理的負担が大きい、受け入れがたいという方は保険の活用を検討してみてもいいでしょう。

 

医療保険などはある程度の稼ぎと貯金があれば、社会保険のおかげで民間の医療保険を使わなくても大丈夫なケースが多いですが、この10万でも20万でも負担したくないというのは人間として考慮すべき点でしょう。

 

これらのポイントを踏まえて生命保険の必要かどうか考えてみるといいでしょう。

 

必要保障額の算出についてはこちらの記事も参考にしてみてください。

>>【個人編】生命保険の必要な額って?必要保障額の考え方!

 

 

生命保険を選ぶポイント

実際に必要な金額がわかったら次は以下の点を考慮する必要があります。

 

・保険期間はどうするのか?
・どの会社の保険が良いのか?

保険期間とは、保障をしてもらう期間です。

 

保険期間は短いほど保険料が安く、長いほど保険料が高くなります。

 

保険料負担を考えるとしっかり検討したいところですね。

 

計算上は若いうちは短い保障期間の保険を活用して、中年ぐらいから保障期間が長い商品を活用するのが良いと思います。

 

この点についてはこちらの記事を参考にしてみてください。

>>【徹底検証】生命保険の更新型は本当に損なのか??

 

そして一番悩ましいどの保険会社にするかですが、3~5社ぐらい比較をして良いと思ったところにするのが良いと思います。

 

「そんな選び方かよ!」って言われそうですが、日本には約40社も保険会社が存在しています。その各社が数種類、数十種類の商品を持っているため、その業界の人でさえすべての商品の比較はできていません。

 

さらに保険商品は新しい商品がどんどん出ていますし、死亡率や金利の変化の関係で内容も変わっていきます。

 

全部の商品を把握できそうなころに新しい商品がでて、また比較をして・・・となりかねません。

 

大事なのは「そもそも必要なのか?」とか「必要な金額分だけ入る」ということなので、最後の商品選定は保険代理店等から提案を受けて比較をして決めていくのが良いと思います。

 

保険募集人に相談する場合には複数の方から話を聞くのが良いでしょう。

 

この点についてはこちらを参考にしてみてください。

>>生命保険は誰に相談するのが良いの?

 

まとめ

生命保険は一見難しく見えますが、順番に考えていけばそこまで難しいものではありません。

 

難しく見えるのは商品数の多さから来ています。

 

その前の段階「そもそも必要か?」「いくら必要か?」をしっかり考えると選びやすくなると思いますので、手間かもしれませんが考えてみてくださいね。

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