生命保険契約の見直しをすることってありますよね?
またはちょっと経済状況が変わって支払いがきつくなったので解約したいなんてこともありますよね。
ただ解約をしたいって連絡をするとあわてて担当者から連絡がはいってすぐにかけつける、なんてこともありませんでしたか?
「あなたにとって良い保険だから解約は待った方がいい!」
「もう少し待った方がお得!」
「今は解約できないんです!」
こんなことを言われたこともあるのでは?
※ちなみに解約ができないなんてことはありえません
もちろんあなたのことを思ってしっかり対応している保険募集人さんもいますが、もう一つの大きな理由が「戻入」という制度です。
戻入とは「手数料の払戻し」のことを言います。
ちなみに読み方は「れいにゅう」です。
生命保険は募集人が生命保険会社と代理店契約をして、生命保険商品を販売します。
代理店ということは、販売すると生命保険会社から手数料が入るということですね。
その手数料はあなたが支払う保険料の何パーセントといった支払い方をされます。
例えば、1万の保険料で手数料率が50%であれば、5,000円が保険会社から募集人に支払いをされるということです。
この手数料率は、保険会社ごとや商品ごとに異なります。
戻入とは、この手数料を戻さないといけないことを言います。
あなたが契約をして手数料を支払った直後に解約をしてしまうと保険会社は大損になります。
なので「しっかりある一定期間継続してくれるお客様にご提案してくださいね」ってことで戻入というのがあります。
ある意味、ペナルティですね。
この戻入があるのであなたが解約をするというと「解約防止」ということで募集人が駆けつける訳です。
せっかくもらった手数料を返さないといけないのだから頑張りますよね。