生命保険に契約をしたいと思っても、生命保険会社が了承しないと契約をすることができません。
生命保険会社は環境査定と医務査定という査定を行っています。
査定についてはこちらで詳しく書いていますので参考にしてみてください。
なぜ査定をするのか?
なぜ査定をして契約している人を限定しているかというと、生命保険は大数の法則という原理を利用して事業を運営しているので、リスクがバラバラな人が入ると、この法則が機能しないからです。
大数の法則とは、少ないデータだとバラバラになることも大量のデータがあると一定の法則に従ってくるという法則。コインを投げて裏表が出る確率は50%ですが、5回や10回等の少ない回数だと50%にならない可能性が大きくなります。
でも、この回数が大量になると50%前後に収束していきます。
生命保険はこの法則を使っているため、病気でリスク(保険会社が保険金等を支払うリスク)が大きくなるとこの法則が機能しなくなり、事業が成り立ちません。
だから保険会社は査定をしているんです。
保険会社の査定は2次査定。1次査定は・・・?
保険会社に申込書を書いて提出したり、病院で医師の診査を受けたりするのは2次査定と言われています。
では、1次査定は??
生命保険募集人の面談が1次査定です。
実はあなたが募集人に接している時点で面談が始まっています。
基本的にはあなたが言った内容は募集人を通じて保険会社に伝えられることになります。
ここで反社会勢力などが判明すると1次査定者の判断で断るということになります。
実際は査定になっていない?
ただ実際にはあまり機能していないのが現実のようです。
あなたに保険を提案してくる方は、あなたから契約をいただいて収入をいただいています。
この状況で杓子定規に、1次面談者としてあなたとは契約できません!と言える人は多くはないでしょう。
多分、保険会社はこの点も考慮して2次査定をしているのでしょう。
面談は大事!
「とりあえず書類は書くから置いていって」とか「送っておいて」とか言って募集人に会わない人がいますが、基本的にはNGです。
上記で述べたように面談は1次査定の機能を兼ねているので、保険にはいるプロセスなのです。
これをしっかり受けないと無面接募集になってしまいます。
詳しくはこちらに書いてます。
生命保険募集人はしっかり会って、自分についてしっかり正直に伝えましょうね。