10年以上前だったと思いますが、「保険金不払い問題」というのがありました。
保険金をもらえる状態だったのに保険会社が支払っていないということで大きな問題になりました。
確かに保険会社が意図して支払っていなければ大きな問題ですが、割合は聞いたことがありませんが一部契約者側の請求漏れというのもあったそうです。
なぜ保険金という大きな金額なのに請求を忘れてしまうのでしょうか?
忘れないためにはどうすればいいのでしょうか?
保険金は死亡保険金受取人が請求をする
生命保険の死亡保険金は被保険者がなくなると自動的に死亡保険金受取人に振り込まれると思っている方がまあまあいると聞いたことがあります。
その方が亡くなったことを保険会社が知ることはできません。
保険会社もたくさんの契約をしていますから確認しろ!っていうのは厳しいでしょう。
だからしっかり死亡保険金受取人が連絡をしないといけないということを理解しておきましょう。
契約をしたことを身近な人に言っておくこと
保険金請求漏れで多いのが、「うちの人、生命保険に入っていたんですか!!」というパターン。
保険に入っていることを知らなかったということですね。
知らなかったら請求も何もできないです。
生命保険には保険証券という契約している証書があるのでそれが出てこればいいですが、紛失などをしていたら存在を知ることができません。
必ず身近な人には、保険に入ったことをしっかり伝えるようにしましょう。
また保険証券の保管場所や、何かあった場合のやり取りの方法なども連携をしておきましょう。
さらに可能であれば年に1回ほど夫婦や家族で保険の連携をしておいたほうがいいと思います。
ちなみに我が家では、この保険は学費使って欲しいからこの金額、これは生活費で・・・などを定期的に連携しています。
10分ぐらいで終わりますよ。
保険証券を無くしてしまっていたら?
保険証券は無くなても契約があれば大丈夫です。
保険会社に問い合わせをして確認をしましょう。
死亡保険金受取人名などから検索をしてくれるはずです。
保険に入っていることを身近に人に伝えて、何かあったら保険会社に電話をしましょう。