生命保険の募集をするためには一般課程試験という資格に合格をしないといけません。
この一般課程試験とはどのような資格なのでしょうか?
今回はこの一般課程試験についてご紹介します。
一般課程試験とは?
一般課程試験とは、生命保険の募集人になるための基礎知識を研修を受けた人が受験できる試験です。
基礎知識の研修については、保険会社が行ってくれます。整っている代理店だと代理店内で研修をすることもできるでしょう。
この試験に合格しないと生命保険募集人になるための内閣総理大臣への登録申請ができません。
生命保険の募集をするのであればこの試験に合格しないといけません。
受験日は?どうやって受けるの?
一般課程試験は、毎月試験を実施しています。
生命保険業務に必要なので、年1回とかだと募集ができずに仕事にならないですよね。その点では毎月なのですぐに受けることができます。
受ける方法ですが、所属している代理店や保険会社を通して受験の申し込みをします。代理店に所属している場合には、代申会社と呼ばれる幹事会社を通して受験申し込みをします。
受験の申込みをすると代申会社からテキストと数年分の過去問が配布されます。
合格点は70点。
しっかり勉強をして合格を目指しましょう。
難易度は?簡単?難しい?
試験というと気が引ける人が多いかもしれませんが、難易度は非常に低くすごく簡単です。
一夜漬けでも合格ができる試験なので安心してください。
それでもテキストはまあまあボリュームがあるので大変かもしれません。
数週間きっちり勉強をすれば100点も目指せる試験です。
どうやら代理店ではなく保険会社に勤める人は100点を求められるようです。
合格すればいいのでは?と思いますが違うのですね。
合格するための勉強方法は?
合格するための具体的な勉強方法ですが、時間がある人はテキストを読んで過去門をやるというオーソドックスな方法で良いと思います。
時間がないという人は、過去問だけに絞っても合格できるレベルの試験です。
時間がないという人は過去3回分ほど過去問をいただけると思うので、その問題を中心に解いて、覚えて試験に臨むとよいでしょう。
落ちてしまったら・・・
落ちてしまったら・・・結構恥ずかしいです。
仕事の関係で受験ができなくて不合格という方はいらっしゃるようですが、受験をして落ちるとなると結構恥ずかしいので注意をしましょう。
保険会社を通して合格の発表が出ますが、落ちると保険会社の人たちは「落ちてる(笑)」となるらしいです。
しかも落ちるのが結構珍しいとか・・・
この試験が簡単だから「とりあえず登録する」という事が起きてしまっているような気がします。。。
生命保険業界は現在、コンプライアンスの規制が非常に強くなってきているようです。
猫も杓子も代理店や募集人にできてしまう制度自体を見直した方が良いような気もしますが・・・・
今後、ますます規制が進んでいきそうな感じがするので、一般課程の試験も油断せずにしっかりと勉強をして受験をしたいですね。