「生命保険料が高いな・・・」
家計のコストの見直しをすると目につくのが生命保険の保険料ですよね。
インターネットや自動車関連費用等はなかなか削れません。
なぜかというと「今使っているから」です。
インターネットは毎日見るし、自動車のローンは支払いをしないといけないし、自動車保険は解約できないでしょう。
見直すポイントは生命保険が良いと思いますが、全部やめるは危険です。
今回はこの辺りについてご紹介します。
しっかり計算をしないと保険料が高くなりがちな保険料
まず最初に実践をしたいのが必要保障額の再計算です。
必要保障額は遺族が豊かに生活できるぐらいに入る方が多いですが、発生確率や普段の支払いを考えると、家族が経済的に回復できないダメージを受けない程度に抑えた方がいいと思います。
お金があるという方はたくさん入っていても問題ないかもしれません。
仮に現在の生活費が30万だから、その7割の21万を妻が〇〇歳まで・・・とやってしまうと必要保障額は高くなってしまいがちです。
自分がいなくなった場合に妻はどうするのか?をしっかり想像しましょう。
可能であれば夫婦でしっかり話し合いをしましょう。
あなたに万が一のことがあったら、まず家族は遺族年金をもらうことができます。
さらに住宅ローンを組んでいれば団体信用生命保険で住宅ローンは完済となります。
さらにさらにお子さんがある一定の年齢であれば、妻もパートに出ることが可能でしょう。
時給1,000円(国は最低時給を1,000円まで上げると言ってますね)×1日5時間×週5日×4週=100,000円を稼ぐことができます。
そう考えると場合によっては生活費の準備はそこそこで、子供の教育費と妻が蓄えに回せる分ぐらいの保障でよい場合もあります。
この辺りの相談をするのであれば保険の販売や紹介をしていないファイナンシャルプランナーの方に有料で相談をするのが良いでしょう。
無料の相談には必ず別の課金ポイントがあるので気を付けましょう。
必要保障額について知りたい方はこちらをどうぞ。
解約する前に!継続するための方法!
生命保険は継続か?解約か?の2択だけではありません。
生命保険会社は契約を継続をしてほしいと思っているので保険料負担を減らす仕組みもしっかりと用意しています。
こちらも活用を検討してみましょう。
減額
一番オーソドックスな方法でしょう。
現在3,000万の保障なら、部分解約をして保険料を下げるという方法です。
生命保険は年齢を重ねると基本的には保険料も上がります。
減額なら契約当時の年齢での保険料計算で保障を減らして継続することができます。
保障内容が変わっている場合もあるので、場合によっては解約をして新しく少ない額で入り直しをするというのも有りなので、両方しっかり検討しましょう。
払い済み保険
解約返戻金を元にして同じ保険種類または養老保険等に一時払いで切り替える方法です。
解約返戻金を元にこの先の保障を変える分だけ買ってしまうという方法です。
保障額は小さくなりますが、支払いはストップします。
保険期間は元の保険と同じです。
延長定期保険
解約返戻金を元にして定期保険に一時払いで切り替える方法です。
解約返戻金を元にして安い保障だけの商品に切り替えるというイメージです。
保障金額は同じですが、保険期間は短くなります。
見直しをするなら掛け捨てを検討してみましょう
保険料負担が重い方が良く入っているのが「解約返戻金があるタイプ=お金が貯まるタイプ」の保険です。
掛け捨てはもったいないという認識があるため、この手の商品を選択しがちですが、掛け捨て+運用商品と比べてどうかということを検討してみましょう。
生命保険は万が一の保障を提供する商品です。
元々運用をメインとした商品ではありません。
予定利率が高いといっても運用利回りという訳ではないので、計算すると年利が1%もないということもあるでしょう。
予定利率について知りたい方はこちらをどうぞ。