生命保険の基礎から応用までをお勉強。比較のポイントや選び方、見直しっていつのタイミングでどうやるのか?おすすめとか人気の商品ってすすめられるけど実際どうなの?等々をご紹介!解約、解約返戻金、掛け捨てなどの用語も説明します!

生命保険のおべんきょう

生命保険の選び方

生命保険のおすすめ商品は、掛け捨てである理由

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生命保険のおすすめ商品を気にする方は多いですね。

 

「おすすめは何ですか?」

 

この質問は本当に頻繁いただきます。

 

でも、「この商品です」という特定の答えはありません。

 

その方によってニーズもリスクの取り方も好みも違うので、商品選定の前の話が重要だと思います。

 

ただ、貯蓄性と保障性(掛け捨て)の商品であれば、「まずは掛け捨てを選びましょう」とおすすめしています。

 

今回は、掛け捨て商品をおすすめする理由をお伝えします。

 

生命保険の主機能は保障

当然ですが、生命保険もその商品を購入する目的があります。

 

車なら、「移動するため」とか「ステータスのため」とか・・・

パソコンなら、「インターネットをするため」とか「仕事で使うため」とか・・・

 

生命保険の目的は何でしょうか?

 

主の目的は、「万が一のことがあった場合に経済的なリスクに対処するため」だと思います。

 

あなたに万が一のことがあった場合に、お金の面で残された方が困らないように最低限の保障を持っておきましょう、というのが目的です。

 

そもそも貯蓄性との比較をする前に主の目的を達成することが重要です。

 

 

貯蓄性を重視して保障金額を下げるという問題

以前、ある生命保険募集人と話をしたときに、「貯蓄性商品を売りたい。この商品でこの保険金額だと保険料が高いからもっと下げて提案する」という話を聞きました。

 

ちなみに保険金額は、しっかりヒアリングをして計算をして必要な金額を出した金額です。

 

募集人側の貯蓄性商品を売りたいという気持ちもわかりますが、せっかく計算して算出した保険金額をなぜ下げる提案をするのでしょうか?

 

お客様に説明をして、下げるという決断をする=差額の金額はリスクとして許容するのであれば良いでしょうが、提案側が勝手に変えてはいけないと思います。

 

これが目的を無視した保険の提案、入り方になります。

 

きちんと目的を果たせるように契約をしましょう。

 

 

マイナス金利で貯蓄性低下

そもそも現在は生命保険を使って貯蓄をするというのは良い手ではありません。

 

生命保険という商品は、政策金利の影響を受ける商品です。

 

この金利が高くなると保険会社は預かった保険料を運用して収益を上げることができるので、商品の内容も良くなります。

 

しかし、逆に金利が低くなる、マイナス金利になると商品性は悪くなります。

 

現在は、マイナス金利の時代です。

 

貯蓄が苦手とか一部だけとかだと生命保険を使って貯蓄をするという手も使えるかもしれませんが、貯蓄を目的にするのであれば第一の手段にはならないでしょう。

 

掛け捨て生命保険+金融商品という組み合わせの方が良いケースが多々あります。

 

 

そもそも予定利率は利回りではない

生命保険の保険料は保険会社で運用をされます。

 

その運用をされる金利を予定利率として保険会社は開示しています。

 

この予定利率を見ると、「支払った保険料が、このパーセントで運用されて増えるんだな」と思う方が多いのですが、そうではありません。

 

確かに運用はされますが、保険料のすべてが運用される訳ではありません。

 

保険会社の経費や法律上残さないといけない資金等を除いた金額が運用に回されます。

 

生命保険は、変額保険ではない定額保険であれば設計書に今後の貯蓄額(解約返戻金額)の推移が載っています。

 

よく言われるのは、「65歳で解約をすると20%も増えるんですよ!」という話。

 

今は20%も増える商品はないのかもしれませんが、それって30歳で契約をしたら35年、40歳で契約をしたら25年という長期間運用をした結果ということになりますよね。

 

仮に35年なら、20%÷35年=1年当たり0.57%ということになります。

 

本当に生命保険で貯蓄をしていいのでしょうか??

 

 

まずは安い保険料で適正な保障を!

お金が有り余っている人なんてこの世にほとんどいません。

 

大体の方は、お金は有限であるはずです。

 

それならまずは最低限かつ適正な保障額をしっかり計算をして、その中で安い保険料の保険を持つべきではないでしょうか?

 

安い保険というのは単純に額面だけではありません。

 

この会社なら安心とか付帯サービスがあるとか担当者が好きとかいろいろな要素も含めて結果的に安いであろう、お得であろうという会社と契約をしましょう。

 

 

やはりプロには相談が必要

適正金額を算出する、各保険会社の商品を比較するとなるとやはりプロの力を借りるしかないでしょう。

 

当ブログでも以下のような記事を書いています。一読して参考にして良きパートナーを見つけてください。

>>生命保険は誰に相談するのが良いのか?

>>生命保険の見直しは誰にどうやって相談すべき?

-生命保険の選び方

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