生命保険の契約はいつからが正しいのか?
いつから入るのが良いのか?
社会人になると生命保険の提案を受けることがあり、このような疑問を持つこと方も多いのではないでしょうか?
すごく簡単な回答になりますが、「自分が死亡したときに残された人が金銭的なリスクが発生する場合」には必要になると思います。
色々な思いや考えがあって生命保険は契約をする方も多いと思いますので、これが絶対の正解ではないとは思います。
ただ生命保険を検討する際に一つの検討要素として考えていただければと思います。
社会人なんだから生命保険に契約するのが普通?
今現在ではこんなセールスがあるかわかりませんが、社会人になったばかりの20代前半の方が生命保険の販売者からこのように言われることが昔はあったようです。
しかし、20代の社会人というだけでは生命保険が必要かどうかはわかりません。
20代前半で社会人になったばかりであれば、資産も負債もなく、結婚などもしていない可能性があります。
そんな方が亡くなった場合に金銭的なリスクを負う方がどのぐらいいるでしょうか?
もちろん若い人なので精神的な負担は計り知れません。たくさんの悲しむ方がいるでしょう。
でも、金銭的にはそこまで困る人も少ないはずです。
仮に車とかのローンを組んでいるのであればその分と自分の葬儀費用ぐらいでいいでしょう。
保険期間も短くて良いと思います。
今後年齢を重ねていく中で、結婚や住宅購入などによりライフプランをやり直して生命保険も契約の見直しをする可能性があるからです。
葬儀代は必ずかかるから終身でも良いのでは?と思われるかもしれませんが、保険料が年配者とくらべて安いとは言ってもやはり高いです。
保険は保険期間が長いほど保険料が高くなる仕組みだからです。
保険商品自体もどんどん進化していますし、20代の方が今から50年後(もっとですかね?)先のことを見越すのは合理的とは言えないでしょう。
それであれば今最低限しっかり契約をして生活環境の変化がある度、できれば年に1回ぐらい保険のチェックをすると良いでしょう。
保険に入るのはいつがいいの?
繰り返しになりますが、「自分が死んだと時に金銭的な迷惑をかける可能性がある場合」に検討すれば大丈夫でしょう。
若い方でも法人経営者である程度の財産がある方や資産がある方はまた話が変わりますが、ある一定の金額にはいるのは結婚というタイミングが一番最初のタイミングかもしれませんね。
医療保険は入った方がいいかも
死亡保険はこれまでのような考え方でいいとは思いますが、生前に給付を受ける医療保険などはまた話が異なってきます。
現在、医療保険の日額設定(入院日数×設定日額1万など)と現在の医療制度のずれがでてきているので何とも言えませんが、入院するとまとまった金額が必要になる可能性があります。
10万~30万ぐらいの支払が来た時にさっと払うのはきついという方は入っておいた方が良いでしょう。
逆に貯金ができてこれぐらいならすぐに払えるという方、世帯は入らないという選択肢もありだと思います。
最近は保険が適用されない先進医療だけに対応できる保険や一時金支給が手厚いがん保険などもかなり安い保険料で提供されているので医療保険は契約せずにそちらを契約するのもありですね。