生命保険の各種手続きは基本的には契約者が行います。現在は個人情報保護法の関係もあるためご本人でなければ情報を教えてもらないことも多いでしょう。
夫婦が離婚した場合はどうなる?
平成27年の日本の離婚件数は厚生労働省の調査によると22万件。離婚率は約35%となっています。離婚率のパーセンテージに差があるのは離婚率の測定のやり方によるようです。私も50%程と認識していましたが調べると意外と低い?となりました。詳しい情報は厚生労働省の統計を見てみてください。
生命保険と離婚がどう関係するかですが、契約形態によって関係性がかわってきます。
契約者が夫、被保険者が妻のケースや、契約者も被保険者も妻だけど保険料支払者は夫、契約者も被保険者も夫だけど死亡保険金受取人が妻というケースだと変更の手続きが必要になります。また離婚して苗字が変わるケースでも同時に変更手続きが必要でしょう。契約者自体を変える契約者変更(名義変更)、苗字を変更する改姓変更手続き、死亡保険金の受取人を変更する死亡保険金受取人変更手続き等が必要になります。各保険会社に問い合わせをして状況を伝えて案内をしっかりと受けましょう。
各種手続きの必要書類
各手続は種類が違うので必要書類が異なります。苗字が変わったのであれば苗字が変わったことを証明しないといけないため、書き換え後の運転免許証等が必要になります。必要書類も保険会社によって異なりますので問い合わせをしてみましょう。