「保険の見直しをする上でどこを気を付ければいいですか?」
こんな質問をいただいたので私なりの考えを書いてみようと思います。
私が大事だと思うのは、「基礎知識は得る」「複数の専門家に相談する」「提案を理解する」の3つだと思います。
1つずつ説明をしていきますね。
基礎知識を得る
生命保険は金融商品です。
金融商品=難しいと思っている方も多いかもしれませんが、これだけたくさんの方が生命保険の販売活動をしている訳ですから、基礎知識の理解が難しい訳ではありません。
誰でもできるとまでは言いませんが、基礎だけなら理解することができます。
自分のために自分がお金を払って契約をするのですから、良い悪いは結局自分で判断をしないといけません。
そのためには自分で知識を得ることが重要です。
掛け捨ての保険と貯蓄性のある保険とどちらがいいのかは人によって変わります。
どちらが正しいなんてことはないでしょう。
だから自分なりの基準を持つことが大事です。
私は「今現時点のリスクを低コストでカバーする」ということを生命保険に入る基準にしています。
だから貯蓄性も気にしないし、保険会社名もあまり気にしません。
その代わり設定する保険金額には細心の注意を払っています。
知識を得るためには本がおすすめです。
生命保険と金融の基礎知識の本を3冊ずつぐらい読んでみましょう。
複数の専門家に相談する
基礎知識を得たら今度は専門家に相談をしてみましょう。
保険屋さんや保険代理店をしてないファイナンシャルプランナーに相談するのが良いでしょう。
代理店はどこがいい?って聞かれますが、どこでもいいです。
なぜなら複数から話を聞いてみる必要があるからです。
代理店AとBと保険営業Cさん、3人ぐらいから話を聞いてみてください。
その時に自分がしっかり「理解」と「納得」ができるかに注意をしましょう。
「あなたの年齢なら5,000万ぐらいの保障が必要」
この提案って理解と納得ができますか?私なら全く理解も納得もできません(笑)
年齢で決まるなら保険を売る営業の人なんていらないし、なぜその年齢の人が5,000万必要かわからないですよね?
ちょっと嫌味な言い方になるかもしれませんが、「5,000万はどうやって算出したのですか?」「私の年齢でのリスクって具体的には何ですか?」ということをしっかり確認しましょう。
下にオンラインで申し込みができる紹介サービスを二つご紹介しておきます。
なぜ複数から提案を受ける必要があるか?ですが、保険を販売している人にも「癖」が存在していますし、「好み」も存在しています。
自分が正しいと思うものを提案してくるし、自分が好きな提案をしてきます。
その提案があなたにとっても良いとは限りません。
ただ1人だけからしか話を聞かないと比較ができないため合っているかどうかが判断がしにくくなります。
基礎知識をばっちり習得している人なら良いかもしれませんが、なかなか難しいでしょう。
なので複数の人から話を聞いてしっかり比較をするようにしましょう。
提案を理解する
自分で知識を得て、専門家に相談をしたら、その内容がしっかり理解しているかを自分で確認をしましょう。
提案された保険が必要な理由をだれかに説明するつもりで文章にしてみるといいでしょう。
面倒くさい!と言われそうですが、契約をしたらその文章をそのまま残しておけば後日、保険の見直しをするときになぜこの保険に入っているかを把握することができます。
例えば、「現在の私に万が一のことがあったら月20万は不足する」「あと20年はその資金が必要」なのであれば、20万×12か月×20年=4,800万円の保障が必要だということになります。
これを数年後に見返した時に「今は月20万もいらないな」とか「20年ではなく25年必要だ」となれば見直しの方法が容易になります。
ぜひ試してみてくださいね。
まとめ
「知識を得て、専門家に相談して、理解して契約をする」という方法をご紹介しました。
どれもこれも面倒で手間ですよね??
でも金融商品を生活面で活用するのであれば上記の内容は必要なことです。
丸投げして搾取されるのはやめにしてしっかり自分の基準で選択をするようにしましょう。