生命保険は一度契約をすると、基本的にはずーーーっと長いことを支払いをしていく商品です。
人生で二番目に高い買い物と言われるぐらいで、月1万を30年支払いを続けると、360万円もの大金になります。
ずーーっと支払いをしていかないといけない商品だと、支払いが厳しい時期が来たときが心配ですよね?
今回は、支払いができなかったらどうなるのか?どう対応するのか?についてご紹介します!
失効と復活
保険料の支払いが滞るとどうなるのでしょうか?
基本的には、支払が滞って2か月ほどで保険契約は失効します。
失効とは、保険料の効力が失われることを指しますので、失効をしてしまうと万が一のことが起こっても保険金を受け取ることができません。
せっかく万が一に備えて保険契約をしても全く意味がなくなってしまいます。
保険に入るからにはしっかり支払いを続けることができるようにしましょう。
間違っても不要な保険に入って保険料が払えなくなるなんてことがないようにしましょう。
支払がきつい場合の対処方法
しっかり支払いができるように保険に入るのが大事とはいえ、人生はどこで何が起こるかわかりません。
保険料の支払いが厳しい時期が来ることも想定されます。
保険料の支払いが厳しい=解約となる前にいくつか対象方法をご紹介します。
減額
まずは減額です。
名前の通り、「保険金の額を減らすこと」をいいます。
一部解約という言い方もしますが、5,000万円の保障額を2,500万円に下げるなどが方法です。
この場合、基本的には保険料も減額した割合分、減少するので保険料の負担を抑えることができます。
ただし、万が一のために保障を買っているので、万が一に備えることができないほどに下げてしまわないようにしましょう。
払い済み
次に払い済みです。
払い済みとは「今現在の解約返戻金で、設定できるだけの終身保険または同一種類の保険に切り替えること」を言います。
なので基本的には、お金が貯まっている保険種類にしか使用できません。
今貯まっている解約返戻金で将来の保障を買うので保障金額は小さくなりますが、手出しなく前払いをするという方法なので、支払いは無くなります。
保険金額は小さくなりますが、保障期間は変わらない場合がほとんどです。
できるケースとできないケースがあるのであなたの保険が適用できるかどうかは保険会社に聞いてみましょう。
延長定期保険
延長定期とは、保険金額を変えずに保険料の安い定期保険に切り替える方法です。
保険金額は変わりませんが、保障期間は短くなります。
払い方変更
年払の契約をしている方は、保険料の支払い方法を月々に変更することによって、一回の負担を減らすことができます。
ただし、年払契約の方が割引等があり総額は安くなることが多いです。
また年払から月払、月払から年払に変更するタイミングは契約応当日しかありません。
契約応当日とは、保険期間中の契約日に対応する日のことを言います。
あなたが2010年の3月1日契約日で保険契約をしたのであれば、2011年の3月1日、2012年の3月1日・・・・と毎年3月1日が契約応当日になります。
特約等を付けている場合は注意!
保険料の負担を減らす方法をいくつかご紹介しましたが、特約等を付けている方は注意が必要です。
払い済みや延長定期保険に変更をすると特約が消滅することがありますので、特約を付けている人は保険会社に事前に確認をするようにしましょう。