生命保険は一度契約すると続けないといけない・・・なんて思っていませんか?
生命保険の契約を仮に論理的に(月の生活費がこの期間いるから等の計算によって算出)算出して契約をしたとしても、その入るタイミングの適正な金額でしかありません。
リスクは日々変化しますし、リスクに対応できるあなたの状況も変化します。
だから本来であれば定期的に見直しをする必要があります。
見直しというのは何も新しく入るだけではありません。
問題がなければ継続、保障額などが多すぎれば削るなどの作業が必要になります。
では生命保険を完全にやめるタイミングは?
次の2つが考えられます。
生命保険をやめるタイミング その1
生命保険を辞めるタイミングの「その1」はその保険が必要なくなった場合です。
「当たり前でしょ!」
って言われそうですが、あなたは本当に必要な保険だけにはいっていますか?
一回入ってそのまま放置してませんか?
今現時点では必要なくなっている可能性があるのでしっかり見直しが必要でしょう。
生命保険をやめるタイミング その2
「その2」は解約返戻金が貯まり率です。
解約返戻率といいますが、この率が一番高い所に来ていて今後は下がってしまうケースです。
このまま生命保険の保険料を支払続けても下がっていってしまうので解約して現金化する、または他の金融商品にする
などの対策が必要でしょう。
このタイミングを放置しているのは個人よりも儲かっている法人の方が多いように感じます。
やめる場合の注意点
生命保険をやめる場合には次の3点について注意が必要です。
新しく契約することはないか?健康状況はどうか?
一回やめてしまうとまずは年齢の関係で次に入るときには保険料が上がってしまう可能性があります。
さらに言うと健康状態によっては保険会社から契約を断られたり、保険料が割り増しなどの特別条件が付く場合があります。
完全にやめてしまうことを検討する場合には将来のリスクが発生する可能性=保険で対処する可能性をしっかりと検討する必要があります。
免責事項が再度スタートする
生命保険には自殺免責という規定があります。
契約をしても一定期間は自殺の場合は支払いをしませんという規定です。
またがん保険等でも契約をして90日間などはがんになっても支払いをしませんという規定もあります。
規定の内容は各社によって異なりますが、このような免責規定がある場合、見直して新しい保険契約をすると
再度この免責がスタートしてしまいます。
注意が必要ですね。
生命保険募集人に手数料の払戻しが発生する
生命保険の販売をしている=生命保険募集人は保険の契約をいただいて一定割合を手数料としていただいています。
これが生命保険募集人の生活費になるわけですね。
しかし、契約をしても一定期間が過ぎずに解約をしてしまうと手数料の全額または一部を保険会社に返さないといけなくなります。
「そんなの自分には関係ないでしょ?」
確かに契約したあなたが解約をするのは自由ですが、頻繁に解約などを繰り返して戻入が頻発する人を担当したいと思う募集人さんはいらっしゃいますか??
またこの募集人があなたと関係の深い友人だったら?
契約している側だから関係ないではなくお互いに考慮する必要がある点ではないでしょうか?