「この保険商品の予定利率は●%ですから運用商品としてはいいですよ!」
こんなセールスを受けたことはないでしょうか?
私は実際にこんなセールスをしている人を見たことがあります。
でも予定利率ってあなたの収益になる運用収益率とはちょっと違いますよ。
この点をしっかり理解しておきましょうね。
生命保険料の計算方法
生命保険は、3つの率によって計算がされます。
「死亡率、事業経費率、予定利率」です。
この3つの率を複雑に計算して保険商品は作られています。
死亡率とは、その名称のとおり人が死ぬ確率ですね。
現代は死亡率は低くなる=人が長生きする方向ですよね。
こうなってくると死亡保障=死亡保険金の保険料が安くなります。
事業経費率とは、保険会社の運営経費ですね。
こちらも企業努力で削られているので低くなってきています。
そうすると保険料は同じく安くなりますね。
で、予定利率。
予定利率とは、保険会社が預かったお金を運用する際の利率のことです。
つまりすごく簡単に考えるとあなたから保険料はすべてが運用に回る訳ではないってことですね。
運用という点をメインにするのであればなるべくあなたが出したお金すべてが運用される商品を選ぶと良いでしょう。
生命保険を選択する場合はあくまで保障がメイン。
その保険商品としての保障が必要かどうかで判断しましょうね。
運用や貯蓄が苦手な方は検討してもいいかも
世の中には運用もよくわからない、怖いからできないし、でもコツコツ貯蓄もできないという方が結構な割合でいます。何を隠そう私もその類。先行投資思考あので使ってしまうんですよね・・・
そのような方は毎月コツコツ支払保険はオススメ。
貯めるためにリスクを取るなら低解約期間がある商品があると解約してしまうリスクが減りますね。
あくまで余力資金のみでトライしてみましょうね。
低解約期間に解約したらお金は大分目減りしますので自己責任でしっかり検討しましょうね!