生命保険に限らず元本が保証されているというのは非常に魅力的ですね。
リスクとは本来の意味は「変動する」ということなのですが、金融商品に限っていうと元本が割れるのか?割れないのか?という意味で使われていることが多いように感じます。
損をするのか?ってことですね。
一般の生命保険で元本保証と言う言い方はあまりされませんが、今回はこの元本保証という点から考えてみたいと思います。
定額保険と変額保険
生命保険には低額保険と変額保険があります。
定額保険とは解約返戻金や保険金額が変動せず一定の金額の商品のことを指し、変額保険は解約返戻金や保険金額が為替の影響や保険会社の運用の影響で変動する商品のことを指します。
変額は商品によって元本保証がされている、されていないが分かれます。
変額の商品を検討していてい元本が割れる、割れないが気になる方は必ず確認するようにしましょう。
定額保険は元本保証ってこと?
解約返戻金はそもそも支払った保険料の〇〇%という表記をされます。
100万を保険料として支払いをして、80万返ってこれば80%の返戻率ということです。
100万を元本とすると割れてしまうという見方もできるかもしれませんが、解約返戻金や保険金額を元本と考えるのであれば、契約時に決まった数字が提示されるので元本保証的な要素があると言えるでしょう。
定額保険の数字は何があっても変わらないのか?
人間の作ったものですから絶対はないというのは感覚的にわかるかもしれません。
定額の保険でも絶対ではありません。
定額保険の数字が変更される可能性があるのは「生命保険会社の破綻」です。
生命保険会社が破綻をすると、他の生命保険会社(大体は大手日本社)が保険契約を引き継ぎます。
そこで無茶な内容の商品は数字の見直しがされてしまいます。
そうすると定額の保険でも数字の変更があるということになってしまいます。
生命保険会社の破綻リスクについては以下の記事を参考にしてみてくださいね。
>>生命保険会社の破綻リスクってどうなの?つぶれたらどうなる?