生命保険の見直しは、生命保険に加入をしているなら積極的に対応したいことの一つです。
「面倒だから一度契約したらそのまま放っておきたい」
この気持ちは本当によくわかります。
でもどんな製品やサービスでも一度使ってほったらかしでうまくいくことって少なくないでしょうか?
生命保険の感覚と近いのが携帯電話。
一度契約をしたらプランの変更とか面倒だからしたくないですよね。
でも、年に1回や2回ぐらいはしっかりと相談をして見直しをした方が損が無くなります。
契約時にとりあえずつけたオプションの解約忘れや、主のプラン自体が環境の変化でずれてしまっていることもあります。
ただし、だからと言ってなんでもかんでも見直しをすれば言い訳じゃないですよね?
私は、携帯電話ですが見直しを勧められて見直しをした結果、結局は不便な目にもあい、さらに余計な出費まで出てしまったことがあります。
その時は納得がいきませんでしたが、今振り返るとそもそものプランへの理解不足と確認不足でした。
保険も見直しは必要に応じてすべきですが、損してしまうポイントもあるため注意が必要です。
今回はそんなポイントをご紹介いたします。
保険料が変わる
まずは保険料が変わるということです。
保険料は年齢によって変わってきます。
年齢によってリスクが変わってくるからです。
また契約をした時の金利の状況によっても変わってきます。
30歳のあなたと50歳のあなたでは死亡するリスクが異なるので保険料が違うし、2000年と2020年では金利が異なる(あれ?似たような感じか??)ので保険料も変わってきます。
見直しをする際に保障内容や保険料などはしっかり確認するのでこの点はそこまで問題にはならないかもしれませんが、保険料が変わるというのはデメリットとなる一つの大きな違いですのでしっかりとおさえておきましょう。
当時の良い条件が変わる
生命保険は契約時の約款が適用されます。
約款とは、契約の細かな事項が詳細に書かれたもののことを言います。
見直しをするとこの約款の事項などが新たに適用されます。
以前は冊子が多かったですが、現在はCDロムやオンラインなども増えてきています。
この約款ですが、何も生命保険会社にとって良いことばかりが書かれている訳ではありません。
契約者側にとって良いことも多々あります。
また予定利率なども昔の生命保険は高金利なものが多かったので、見直しをすることによってその良い利率を失ってしまうこともあります。
気を付けて対応しましょう。
免責期間が再スタート
生命保険には一定期間の免責期間があります。
契約をしてからこの数年間は保障をしませんよ、という期間です。
ガン保険などは、契約してから90日間は保障をしませんというのが普通です。
見直しを頻繁にするとこの90日が毎回再スタートをしてしまします。
この免責期間なども注意をしたい点ですね。
どうすればいいのか?
見直しはプロにしっかり相談をした方が良いでしょう。
生命保険の募集人に不信感を持っている方も多いですが、複数人の募集人に相談をすることでその点は解消できると思います。
複数人が言っているのであれば正しいかも、一人だけなら間違いかもぐらいのスタンスです。
ただ一人が言っていても間違いとは言い切れないのが難しいところですが・・・
いずれにしても、自分だけで判断をするのはやめましょう。