生命保険の契約をすると主契約と特約という言葉がでることが多々あります。主契約は名前の通り主の契約です。車でいえば車体そのもののことを指します。特約とはオプションのことを言います。主契約に追加してつけることができる契約です。車で言えばカーオーディオ?とか?(すいません、車に詳しくないのに車で例えて・・・)
特約の役割はより幅広いニーズに対応するためでしょう。保険会社からしたらより追加の収益を得るため、になりますね。特約を多く提供しているのは日本の生命保険会社が多く、主契約のみの対応は外資系に多いです。ただどちらかだけという訳ではありません。内資も外資もどちらも扱っています。
特約を付ける上での注意点
特約はうまく活用すると1契約で保障を充実させることができるため便利です。ただしいくつか注意しないといけないことがあります。
保険料が安いが付けすぎ注意
特約の保険料は基本的に安いことが多いですが、あれもこれもつけるとあっという間に保険料が上がってしまいます。
保険料が安いってことは?
保険料が安いってことは生命保険の設計から考えると「あまり起こらないリスク」ってことになります。なので本当に必要か考えた方がいいでしょう。
主契約とともに消滅
特約は主契約に付随しています。なので主契約がなくなる(解約や契約満了)と特約もなくなることがあります。例えば、主契約は死亡保障、特約は医療保険に契約しているとします。65歳ぐらいになり「貯金もあるからある程度万が一のことがあっても大丈夫だな。生命保険は医療保険だけにしよう」と思っても特約だけ残して主契約を解約することができないことがあります。また新しく医療保険のみ契約をし直すにしても健康状態の関係で入れなかったり、保険料が高い等デメリットが考えられますので先に色々と考えておきましょう。
特約はだめなのか?
特約って仕組みはだめなのか?って聞かれることがありますが、それは使い方次第でしょう。どの商品が一番良い?と一緒で各自状況もニーズも違うので「この仕組みが一番!」とか「この商品が一番!」とかはないと管理人は考えています。大事なのはなぜその商品なのか?だと思います。特約も一緒です。なぜその特約がいるのか?ですね。しっかり、でもほどほどに検討しましょう。