最近では「うつ病」と診断される方が多いようですね。
私はうつ病に対してはあまり詳しくないので人から聞いた程度しかしりませんが、「これでうつ病って言われるの?」というぐらいの症状でもすぐにうつ病と診断されるようです。
なんでも程度の大小はあるので仕方ないとは思いますが、生命保険に加入することを考えるとあまりよくありません。
今回は「うつ病と生命保険の関係性」についてです。
うつ病でも生命保険は入れる?
最近は入れるところも増えてきてはいるようですが、基本的にはうつ病ははいれないところが多いです。
ただし、現在うつ病患者数が増えている(予想です)ようで、うつ病でも入れる保険が販売開始になっています。
今後ニーズが高まる分野は保険商品の種類が増えてくると思うのでしっかり確認をするようにしましょう。
うつ病は数値化できない
「うつ病といっても程度に差があるのになぜうつ病というだけでだめなのか?」
確かにその通りです。
ちょっと疲れたなと思って病院に行ったらうつ病って言われたって話も聞いたことがあるぐらいので、うつ病の範囲は相当広いのでしょう。
保険が基本引き受けが難しいのは数値化ができないからです。
保険は保険料を数値から計算しています。
うつ病は数値化ができるか?というとできません。
だから保険会社は基本的には引き受けないというところが多いようです。
最近は引き受けをできるところも増えてきている
「うつ病は保険には入れない」というのは前述したとおり現在は変わってきています。
うつ病専門という訳ではありませんが、日本の高齢化に保険会社も対応をして「緩和型」や「無告知型」という商品を販売しています。
緩和型とは名前のとおり引き受け基準を大幅に下げて間口を広げている保険のことをいいます。
告知で求める項目を少なくしたり限定したりしてより契約を取りやすくしています。
緩和している分高いという印象がありましたが、最近は保険料も下がっていて非常に入りやすくなっています。
「無告知型」はそもそも健康状態の告知がない保険種類のことを言います。
しかし、その分保険料が高く、給付の条件も厳しくなっています。
保険が必要とは言っても、保険料が払えなかったり、肝心の保障を受けることができなければ意味がありません。
本当に必要かしっかり考えてみましょう。
自家保険をしっかり作る
うつ病で保険に契約ができないとか、保険料や保障の関係で緩和型や無告知型を使えない方はどうしたらよいのでしょうか?
保険は万が一の時の経済的なリスクに対処するための金融商品です。
自分でリスク対応用の預貯金を作ることを考えましょう。
また今後は保険のリスク査定の精度がさらに進化すると新しい商品がでてきて、加入できる可能性もあります。
しっかりと情報収集するようにしましょう。