生命保険の基礎から応用までをお勉強。比較のポイントや選び方、見直しっていつのタイミングでどうやるのか?おすすめとか人気の商品ってすすめられるけど実際どうなの?等々をご紹介!解約、解約返戻金、掛け捨てなどの用語も説明します!

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生命保険の選び方

保険金と保険期間、どっちが大事か?減らすならどっち?

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保険の保障額をしっかり計算をして必要な保障期間を定めて・・・とすると予算オーバーをしてしまうことがあります。

 

保険は、保障金額が大きいほど、保険期間が長いほど保険料が高くなります。

 

保険会社があなたに保険金を支払うリスクが増大するので、その分保険会社は保険料としてお金を徴収するということです。

 

予算オーバーになってしまった場合、保障額か保険期間、どちらかを短くしないといけません。

 

どちらを減らせばいいのでしょうか?

 

保険に入る目的は?

保険商品は、万が一の際に残された家族が経済的に困らないようにするための金融商品です。

 

万が一というリスクに対して、お金の補填をするということです。

 

リスクに対してお金の対策をしておくというのが保険に目的ですね。

 

保障額を下げる提案が多い?

保険募集人の提案で多いのが、保障額を下げて提案をするケース。

 

多いというのは私の周りにいる非常に少ないサンプルからの話なので違う!という方は読み流してください。

 

例えば、保障が3,000万必要で65歳までの保険期間設定が試算としてでてきたとします。

 

ただ保険料の予算がオーバーしてしまうため契約することができません。

 

ここで多いのが、保障額を1,500万にして保険期間65歳を変えないという方法です。

 

しかし、これだと保険の目的であるリスクに対してお金を用意ができなくなってしまいます。

 

試算をした結果、3,000万が必要となっているのはいつの時点のリスクでしょうか?

 

今現時点のリスクに対してのはずです。

 

まさか5年後から先を見て保障額の設定はしないと思います。

 

だから保障額を下げてはいけません。

 

変更するのは保険期間。

 

65歳満了をとりあえず当面の10年に設定するなどをしましょう。

 

 

なぜ保障額を下げる提案をしてしまうのか?

なぜ生命保険募集人は自分で設定した保障金額を下げてしまうのでしょうか?

 

それは生命保険は更新すると保険料が上がるためです。

 

今は安いかもしれないけど、10年後の更新時には保険料が上がってしまう、だから保険期間は変えないという考えから保障額を下げるという提案になります。

 

しかし、保険契約をしてすぐに事故などが起きたらどうするのでしょうか?

 

家族はつい先日保険に入ったから大丈夫!と思っていたら、金額が足りない・・・となってしまいます。

 

更新時に保険料が上がらないためにというのはわかりますが、これでは保険の目的を果たせていません。

 

保険期間を10年に変更するのは良くないという方は、10年後の更新保険料はいくらか調べたのでしょうか?10年後の必要保障額は調べたのでしょうか?10年の間で他の対策を取ることは検討しましたか?

 

今の現状をすぐに変えることはできませんが、10年という対策期間があれば他の方法を考えることもできるようになるのではないでしょうか。

 

保険の目的を見失わないようにしたいですね。

 

 

途中で見直したり、減額できるようにする

「そうはいっても保障額を下げないで、保険期間を短くしてしまうと更新時に保険料が上がってしまうではないか!」というのもごもっとです。

 

なので毎年しっかり確認をしましょう。

 

支払い余力が増えたら長い保険期間の方がお得なのであればそちらに切り替えましょう。

 

または1年、3年、5年と年数が経過するごとにしっかり資産が蓄積できるようなら減額をするようにしましょう。

 

3,000万保障が必要でも、1,000万円使える預貯金があるのであれば2,000万円の保障でもいいですよね。

 

または1,000万稼ぐスキルが残されてしまう家族につけば減額できます。

 

このように毎年チェックをしながら最適化をするようにしましょう。

 

まとめ

保障額を下げるのではなく保険期間を短くして対応しましょう!と言いましたが、最後はあなたの納得感です。

 

今はリスクがあっても今のリスクはほぼ起きないから将来の保険料更新リスクを避けたい!という人もいると思います。

 

ちなみに保険期間が短期と長期ではどちらが良いのか?というのはこちらを参考にしてみてくださいね。

>>【徹底検証】生命保険の更新型は本当に損なのか?

 

最終的には自分での判断です。

 

人任せにしないようにしましょう。

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