最近は0歳からでも入れる保険が増えてきました。
労働生産人口が減ってくるとそれ以外の子供や年配者にもサービス対象を広げるのは当然のことのように感じます。
しかし、だからといって必要かどうかは別です。
子供に保険・・・本当に必要なのでしょうか?
生命保険は子供に必要か?
生命保険の本来の機能は、「万が一のことがあった場合に残された方が経済的に困らないようにすること」です。
この点から考えると子供を養っているのは親なので、子供に生命保険は必要ないということになります。
あくまで経済面の話です。
子供に万が一のことがあった場合の精神的苦痛は想像を絶するものがありますが、ここではあくまで経済面から考えて必要かどうかという話ですので、ご理解お願いいたします。
子供のリスクとは?
では、子供には保険は必要ないのでしょうか?
生命保険の必要性は低いですが、以下の2つのニーズはあると思います。
医療ニーズ
子供も病気にかかる可能性はあります。
考えたくないですが、重たい病気になる可能性もあるでしょう。
その時に医療費の負担から親・家族の生活が厳しくなるような可能性があるのであれば、子供を被保険者とした医療保険は必要でしょう。
最近は0歳から入れるので、赤ちゃんが生まれたらすぐに契約をすることも可能です。
賠償ニーズ
今後、子供に限らずニーズが高まりそうなのが「賠償ニーズ」。
子供の場合、「相手にケガをさせた」とか「何かを壊した」とかの場合に対応するための保険です。
以前、子供が自転車で走行中にぶつかってしまって多額の賠償金請求を命じられたという記事があったと思います・・・確か??
このようなケースに備えて子供が人や物に何かをしてしまった場合に対応する保険は検討した方が良いかもしれません。
学資保険は?
子供の保険というと学資保険が浮かぶ方が多いと思います。
個人的には学資保険でお金を貯めるよりは、掛け捨て保障+運用商品の方がお得だと思いますが、増えなくてもいいから確実にしっかり貯めたい人にはおすすめです。
生命保険は金利が下がれば自ずと運用力が落ちてしまう金融商品なので、現代では生命保険で運用まで!というのは実利面ではメリットがないと思います。