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タトゥー(入れ墨)があると生命保険にははいれないのか?

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生命保険を契約するためには、生命保険会社が承諾をしないといけません。

 

むやみやたらに承諾すると少ししか保険料を保険会社が受けとっていないのに、大きな金額を支払うというリスクが発生してしまいます。

 

例えば月10万支払って保険金を1億円かける場合、1回分である10万を支払って被保険者が死亡してしまうと保険会社は9,990万も損をしてしまいます。

 

実際には人件費などの管理費を考慮すると大赤字ですね。

 

だからしっかりと選別をしています。極論をいえば生命保険会社は「保険金を支払う可能性がない人と契約をしたい」ということですね。

 

「いくらでも払うから!」と言っても基本的には条件を満たさないと入ることができません。莫大な金額ならわからないですがそんなにお金があったら保険に入る意味って基本的にはないですよね??

 

その条件というのが、「健康面」と「職業等環境面」の2つになります。



被保険者は健康か?医務査定

健康面とは保険会社では医務査定等の呼び方をしている査定です。

 

査定とは「健康面から考えて、生命保険の契約をしても保険会社が損をしないかをしっかり検討する」ことですね。

 

医務査定は金額の多寡で変わってきます。小さい金額(2,000万前後以下)なら告知書という健康状態の自己申告で査定をしてくれます。

 

保険会社ごとによって金額は異なりますが、ある一定額を超えると医師による検診が必要になります。

 

この内容によって普通に契約ができたり、特別条件(保険料が割り増しなど)がついたり、契約を断られたりします。

 

健康面から考えてあなたに死亡リスクがどのくらいあるのかを査定しているということですん。

 

被保険者はどんな人?環境査定

医務査定より若干わかりにくいですが、職業や年収、その他日本社固有の状況を査定するのが環境査定です。

 

職業によって差別をしている訳ではなく、オフィスで仕事をする人と高所で作業をする人では死亡に対するリスクが異なります。

 

保険会社は基本的にはリスクを避ける危険な仕事には契約できる金額の上限を設けたり、契約を断ったりするということをしています。

 

年収は保険契約の継続性ですね。年収が高ければある程度の保険料は支払いができるし、低ければあまり大きな保険料は支払いができなくなる可能性があるってことです。

 

職業や年収の見ているポイントは上記がすべてではありませんが、このような面もあります。

 

被保険者固有の状況とは、「妊娠」「海外勤務」「入れ墨」等々があります。

 

自分の状況は他の人と比べてちょっと特殊かな?と思ったら生命保険の契約の際には必ず事前に伝えましょう。契約したあとにわかると色々と大変になる可能性もありますのでご注意くださいね。

 

タトゥー・入れ墨の人は契約ができるのか?

では、被保険者特有の事情の一つである「タトゥー・入れ墨」はどうなのでしょうか?

 

基本的には契約をしない保険会社が多いと思います。一定条件をクリアすれば特別に引き受けるというのは存在するようなのですが、あくまで例外対応なので「入れ墨の人ははいれますか?」と保険会社に聞くと「はいれません」という答えが返ってくるでしょう。

 

なぜ「入れ墨」の人ははいれないのでしょうか?

 

医務査定の面から見ると「血液関係の病気」になっている可能性があるというのが1つの理由です。

 

入れ墨のやり方はあまり詳しくありませんが、体に彫り物をしていくのでどうしても何らかの病気に感染する可能性があります。保険会社は医務的にはこの面を嫌がっているんですね。

 

環境査定の面から見ると「反社会的勢力」の可能性があるというのがこちら側の1つの理由です。

 

入れ墨というとヤクザ映画なんかにも登場しますよね。どうしても反社会的勢力のニオイがでてしまいます。だから保険会社は嫌がるんですね。

 

ファッションタトゥーもだめ?

一時期若者の間で流行ったファッションタトゥー。

 

ワンポイントをちょっとおしゃれ感覚でいれているという感じなので大丈夫じゃないかという人もいるかもしれませんが、やはりこちらも基本的には契約はできないでしょう。

 

入れ墨は入れ墨ですし、どこからがファッションでどこからが違うのかって線引きはできないですよね。

 

ただすごく小さいやつで和柄とかじゃない柄であれば契約をしてくれる保険会社もあるみたいです。

 

ただしやはりファッションタトゥーでもすんなり契約はできないでしょう。

 

どうすれば契約ができるのでしょうか?

 

 

どうすれば契約ができるのか?

基本的には契約ができませんが、医務面の血液関係の病気の可能性と環境面の反社会的勢力の可能性を具体的に否定できれば契約できる可能性はあると思います。

 

通常は血液検査をしないような契約でも血液検査が必要とか、通常より少し面倒な手続きになることは間違いないでしょう。

 

でもやっぱり基本的には無理だと思いますので、だめもとでトライしてみてはいかがでしょうか?

 

告知扱いなら契約できるのでは?

現在、各保険会社は告知枠の扱いを大きくしています。

 

つまり告知書によって健康状態を申告すれば契約ができる可能性があるということです。

 

これならタトゥーがあると書かないで保険に入ることができてしまうのではないか?と考える方もいるでしょう。

 

おそらく保険契約はできるでしょう。

 

保険会社からするとタトゥーがあるとはわからないからです。

 

後は告知義務違反などに該当しないかどうかですが・・・あまりお勧めできる方法ではないので

、やましいタトゥー・入れ墨ではないのであればしっかり相談をするようにした方が良いと思います。

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