生命保険は独身の場合、必要なのでしょうか?
個人的にはあまり必要ないと思いますが、一律に必要ないということではありません。
生命保険は、死亡時の経済的なリスクに対処するための金融商品です。
独身の方の場合、亡くなってしまったら残された人にどのような金銭的なリスクがあるのか?を考える必要があります。
結婚をしていないので、遺族の生活費や子供の教育費などのための高額な保障は必要がないでしょう。
検討すべきは、「借金」と「葬儀代」ぐらいだと思います。
ただし借金については、相続放棄を残された方がすればいいというだけの話ですし、葬儀代は生命保険を使えば相続放棄をしても受け取れるようにすることができます。
生命保険は死亡保険金受取人の固有の財産となるため相続財産とはなりません。だから相続放棄をしてもお金を残すことができます。
ただし、医療保険やがん保険など生存するための保障は必要でしょう。
医療保険は現在、保障内容がかなり充実化されています。損害保険会社の実損てん補型などもかなり内容が良いものがでています。
医療費はまとまった額が出る可能性があるため、貯蓄があまりない若いうちは活用すると良いと思います。
ただあまりかけすぎて貯蓄ができない、なんてことにならないようにしましょうね。